相模国にのみ残る奇祭「相模国府祭」

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相模国にのみ残る奇祭「相模国府祭」

相模国府祭。「さがみこうのまち」と読みます。 神奈川 県の無形民俗文化財です。

 

毎年五月、大磯町の総社六所神社に、旧相模国の五つの神社(一の宮〜四の宮及び八幡宮)からのお神輿が集まり、その年の五穀豊穣を祈願する神事です。

 

その始まりは平安時代、律令制度により神社の位や神事が定められていた時代から続いているとされています。本来こうした神事は日本各地で行われていました。
しかし平安時代から鎌倉時代になると次第に廃れてしまったそうです。相模国に残ったのは、その過渡期に政治の中心地となったため保護を受けたからでした。

 

またこの神事では、相模国となる以前にあった、東側の相武国と西側の師長国(相武国は相模と武蔵に別れ、師長は相模に編入されました)のそれぞれ一の宮が競い合うという、古事を現代まで伝えるものでもあります。

 

集まる神社を挙げますと、一之宮が寒川町の寒川神社、 二之宮は二宮町の川勾 ( かわわ ) 神社、 三之宮は伊勢原市の比々多 ( ひびた ) 神社、 四之宮は平塚市の前鳥 ( さきとり ) 神社、それと 平塚市の平塚八幡宮です。
各神社から お神輿行列が、大磯町にある六所神社まで行われます。
各お神輿はその日の内には六所神社へ到着し、そこで祭事を行った後、またそれぞれの神社へ帰っていきます。

 

このお祭りは丁度ゴールデンウィークの時期に開催されております。

 

神奈川県で最高の出会いがあったら、一度は目にしたいお祭りです。