厚木市の隠れた名物「とん漬け」

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厚木市の隠れた名物「とん漬け」

神奈川県といえば、B-1グランプリによってシロコロホルモンが全国的に有名になりました。

 

相模川やその支流で捕れる鮎も名物で、その名を冠した和菓子も作られています。

 

こうした名物の影に隠れて目立ちませんが、「とん漬け」という名物があります。
その名の通り、豚の1枚肉を味噌だれに漬け込み、肉を柔らかく保存の効くようにした食べ物です。

 

厚木近辺では明治時代から畜産業が盛んで、養豚を営む農家も多く、そうした家庭でいかに豚肉を美味しく食べるか考えられ、生まれたのがこのとん漬けでした。

 

元が家庭料理なので、お店で販売されるとん漬けも味付けは様々。
みりんやお酒を多めに入れた味噌ベースのたれに漬け込むもの、ガッツリと赤味噌に漬け込むものなどがあります。
食べ方も、味噌を拭き取るもの、そのまま焼くものがあります。

 

焼き方は、味噌を焦がさないよう、フライパンの上にアルミホイルを置き。油を塗った上でとん漬けを蒸し焼きにします。
焼く前に細かく切った場合は、野菜炒めに混ぜて焼くのもおすすめです。しかし焼きすぎは厳禁。

 

焼きあがったとん漬けは、とても柔らかく簡単に噛み切る事ができ、味噌だれも程よく染み込んでいて、とても美味しいです。
ご飯のおかずにも、ビールにも良く合います。

 

大抵一枚肉で売られており、100g250〜300円程度が相場のようです。
厚木市内にぽつぽつ店舗があります(大抵はお肉屋さんを兼ねています)。
お土産・贈答品用として、小さな盥状の容器に入ったものも用意されています。

 

最近は「とん漬けのれん会」なる団体も結成され、厚木市で行われているフードイベントに出店するなど、知名度がどんどん上がってきているようで嬉しいです。
B級グルメとしてはちょっと高価、だけど気軽に食べられるとん漬けの味を、早く皆さんに知ってもらいたいです。